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今回愛知県からアニメサントラのレコードの宅配依頼を頂き、内容を確認したところ
あまり普段査定している中であまり見かけない東海林修が手掛ける楽曲が録音されているDigital Tripシリーズでした
ファイナルファンタジーのキャラクター作画を手掛ける天野喜孝がジャケットをデザインしていたりと、非常に興味深いレコードです。
そういうところや、希少性を含め、高い評価をさせていただいたところ、他店に売ってしまったレコードもニアレコさんに買取してもらえばよかったと、非常に満足して頂きました。
東海林修(しょうじ・おさむ)は、戦後日本の音楽界を代表する編曲家・作曲家の一人であり、アニメソングにおいても数々の名作を世に送り出しました。彼が手がけたアニメ音楽は、音楽的な完成度の高さとポップカルチャーとしてのインパクトの両方を兼ね備えており、今なおファンから熱く支持されています。
東海林はジャズ、クラシック、ポップス、ラテンなど様々なジャンルに精通しており、その知識をアニメ音楽に融合させることで、一段階上の音楽体験を作り出しました。オーケストレーションの美しさ、コード進行のセンス、ダイナミクスの緩急など、どこを取っても緻密です。彼の編曲は、ただその技術をアニメの世界をさらに広げるべく、音を盛り上げるだけではなく、作品の情緒やキャラクターの心理までをも反映させています。
そんな東海林のスタイルは、その後のアニメ音楽作家たちに大きな影響を与えました。特に80年代以降の「シンフォニックなアニメ音楽」の系譜は、東海林が確立した手法が礎となっています。
◆ 東海林修のアニメ音楽は“芸術”である
彼の仕事は「アニソン=子ども向け」という固定観念を壊し、「アニソン=音楽作品としても優れている」という評価軸を作りました。特に交響組曲やインストゥルメンタル作品では、純粋な音楽としての魅力が高く評価され、コンサートでの演奏機会もあります。
だからこそ、天野喜孝氏が非常にマッチしているのでしょうね。
「吸血鬼ハンターD」は、日本が誇るゴシックホラーSF小説シリーズであり、アニメやマンガなど多くのメディアに展開されてきた作品です。その独特の世界観、美学、そして主人公Dのミステリアスな魅力によって、国内外でカルト的な人気を誇っています。
セリフや演出に昭和らしい耽美と独特のテンポがあり、今見ても強烈な印象を残します。音楽を手がけた東海林修のシンフォニックで重厚なサウンドが、作品の世界観を完璧に支えています。
1986年にリリースされたOVA(オリジナルビデオアニメーション)作品で、日本アニメ史の中でも“異色作”として一部に根強いファンを持つSFホラー作品です。内容や演出は賛否両論あるものの、その音楽(サウンドトラック)やビジュアル、80年代らしいアンダーグラウンド感には特筆すべき魅力があります
一見すると80年代アニメらしいキャラクターデザインだが、そこに不気味な異形の生命体が登場し、東海林修の作る音楽で心の奥底を抉るような演出が加わるというギャップ感がクセになるポイント。レトロアニメファンやホラー好きにはたまらない雰囲気となっています。
当店では一般的にレコード屋の扱いやすいロックやジャズはもちろんのこと、
東海林修や童夢、きまぐれオレンジロード、特撮系など、幅広いジャンルのアニメレコード、ゲームサントラの買取も積極的に行っております。
サントラ、アニメCDなどももちろん買取していますので、
売り先にお困りの方はぜひニアレコへお問い合わせください!