『裂空!学園特捜ヒカルオン』サントラ盤の買取はぜひニアレコにお任せください！

学園SFアクションOVAのサントラ盤

越智一裕の魅力が詰まった作品

1987年1月、キャニオン(リバスター)からリリースされた
学園SFアクションOVA『裂空!学園特捜ヒカルオン』のサウンドトラック盤です。
この作品はアニメーターであり、『宇宙刑事シャリバン』のファンであった越智一裕が
原作・脚本・監督・絵コンテ・キャラクターデザイン・作画監督を手掛けました。
彼の熱い思いが詰まった作品であり、その魅力はサントラ盤にも存分に表現されています。

渡辺宙明と串田アキラの鮮烈なコンビネーション

本作のサウンドトラックには、渡辺宙明と串田アキラという名コンビが参加しています。
彼らは『宇宙刑事シャリバン』のオリジナルサウンドトラックでも共演しており、
その名コンビの音楽は多くのファンに愛されてきました。
本作でも彼らの熱い演奏とヴォーカルが存分に堪能できます。

多彩な楽曲とダブルヴォーカル主題歌の魅力

サウンドトラックには全16曲が収録されており、
アイキャッチや勝利のファンファーレまでまるっと楽しめます。
特に主題歌「裂空!学園特捜ヒカルオン」は串田アキラと金子久美のダブルヴォーカルで、
彼らの独特の歌声が作品の世界観を一層盛り上げています。
金子が1番を歌い、串田が2番を担当し、リフレインでは2人のデュエットが聴けます。
本編オープニングでは2番が使用され、エンディングでは1番が流れる配慮も見られます。

『夜に泣いて』という予定された主題歌の謎

なお、本作の主題歌は当初、金子久美の「夜に泣いて」という曲が予定されていました。
しかし、越智監督が直球のムード歌謡であるため固辞し、
後に別のOVA「ボディジャック〜楽しい幽体離脱〜」の主題歌として採用されました。
しかし、「夜に泣いて」はこのサントラ盤のラストにボーナストラックとして収録されています。
おそらく、現場の折衷案としてダブルヴォーカルにした結果、
このような配置になったのかもしれません。
芸能界の闇を感じさせる部分もあるかもしれませんが、
それがまたこの作品の魅力の一つと言えるでしょう。

多彩な楽曲と迫力のある演奏

サントラ盤には主題歌「裂空!学園特捜ヒカルオン」を含む多彩な楽曲が収録されています。
「デスメッセンジャー」や「サディスティックファンク」といった迫力のある楽曲は
アクションシーンを一層盛り上げます。
一方で「イブニングロマンス」や「エキサイティングチェイス」といったアップテンポな楽曲は
作品の緊張感やスリルを伝えます。
また、「シークレットホイッスル」や「アイキャッチ」といったインストゥルメンタル曲は
シーンの雰囲気を彩ります。

渡辺宙明と串田アキラの演奏による力強いサウンドは、作品の世界観を一層引き立てます。
彼らの熱い演奏は、アニメレコードのファンにとっても聴きどころの一つでしょう。