ゲームサントラ「PCエンジンズ・ワールド・オブ・ダライアス」を買取しています！

ニアレコでは、あなたが持っている貴重なレコードを買取しています。
今回特に注目しているのは、1989年11月21日にアポロンからリリースされた
PCエンジンズ・ワールド・オブ・ダライアス (APCG-4001) です。

ユニークな魅力を持つ一枚

このレコードは、磯田健一郎と重晴兄弟によるアレンジが施された
PCエンジン移植版となっています。
アーケード版原作に比べて音源スペックが劣るとはいえ、音的にはかなり凝った内容で
このハードの音源にしてはチープながらも味わい深い類の音を絞り出し、
それが本作の魅力に繋がっています。
このレコードの独自性は、「迫力を捨て、芯の部分を残す」という彼らのアプローチにより、
その音楽性をより鮮明に表現しています。

ダライアスの電子音楽としての価値

このレコードの魅力をただの劣化移植として片付けることは容易ですが、
その真価はそこにはありません。
硬質で儚い波形メモリの音は、電子音楽としての『ダライアス』の魅力を
別の形で拡大することに成功しています。
“CAPTAIN NEO” は２分に満たないながら、
透明でいて美しいサウンドウェーブを描くエレクトロ、
また”CHAOS”は、ダライアスという世界観をもっとも象徴した曲で、
リズムレスな後半の楽曲(M07以降)では、その透明感あふれる音響が
さらに自然と際立っています。
隠しトラックとして、無表記のトラック38があり、２分間の無音の後、
本編をプレイしたファンにとっては嬉しいアレンジが収録されています。